ビジネスマンではない父より息子への果てしない手紙

人生の荒波に乗り出した息子たちへ

プロジェクトの始め方2

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生きたいように生きればいい。
やりたいようにやればいい。

だが、誰かの夢に「つきあう」のも立派な生き方だ。

一人でできることはたかが知れている。
一人では持ち上げられない重たい石も、2人なら持ち上げられる。
もっと重たい石なら3人で。
組織の必要性はここにある。

組織でいちばん重要なのは、組織の「目的」だ。
「理念」「使命(ミッション)」という言い方もできる。

私が立ち上げに関わったNPOでは、定款を煮つめるのに半年かけた。
定款のテンプレートはあちこちに転がっているが、組織の目的だけは、自分達で徹底的に考えなければならない。
組織の経営に迷ったとき、立ち戻るべき場所がそこだからだ。
結束の要があってこそ構成員の自由と多様性を確保できる。

一般企業も、これからは
「みんなで金を儲けよう」
というミッションではやっていけなくなる。
そういう目的に魅力を感じる若者は、どんどん少なくなっている。

他者への貢献が先で、利益はその見返りとして手に入るのが、本来の企業のあり方だ。
自分が所属(経営)する企業や団体の「使命」とは何か「理念」とは何か、みんなが真剣にもういちど問い直せば、少しは世の中変わるかもしれない。