ビジネスマンではない父より息子への果てしない手紙

人生の荒波に乗り出した息子たちへ

省みる言葉

人と接するのが煩わしくなることがたまにある。
愛想笑いに疲れるのである。
しかし、そんなときでも挨拶だけは忘れてはいけないと思う。
不機嫌になるのは自分の勝手だが、それを蔓延させる権利は誰にもない。

誰にも理解されないので自らを孤高だと思いたくなることがある。
しかし、それはだいたいの場合
「なるべく苦労せず認めてもらいたい」
そいうわがままの裏返しだ。

相手の立場や気持ちを考えた上で理解を求めたのかどうか、自分だけに解る言葉で喋ってはいないか、まずはそれを省みなければならぬと思う。

労力を惜しんではならない。

そもそも、「努力と結果」を「投資と利得」のように対置するのは、近ごろの思想の最もいけないところだ。