ビジネスマンではない父より息子への果てしない手紙

人生の荒波に乗り出した息子たちへ

囚われるな。自由であれ。

「自分を捨てる」研修と「理不尽」について - 脱社畜ブログ

 “理不尽は、耐えるものではない。まずは対処を試みて、それが難しいなら逃げ出そう。”

 ずっと昔のことだが、研修と称する飲み会の余興で、女装して夜の繁華街を歩いたことがある。「自分を捨てる」といった高尚な意図など毛頭なく「おふざけ」だと思ってけっこう楽しんでやった。
理不尽だと思ったらやらねばよいし、楽しめるなら楽しめばいい。自由であるとはそういうことだ。

「これは理不尽だから自分は断固拒否する!」と言うばかりでなく、
「理不尽だと? おもしれーじゃねーか」という対処もあるんじゃなかろうか。

誰かにやらされる(自己啓発の)「研修」なんて、物珍しさや興味本位で体験しておくぐらいでちょうどよい。実際の仕事に役立つメリットなんて無い。一時的にテンションが上がったりするのが、却って周りの者にとってははた迷惑なだけである。

ただ、何者かがおまえの心を縛ろうとして理不尽を押し付ける場合がある。それに気づいた瞬間から死にものぐるいで抵抗するか逃げ出すべきだ。
それは例えばこういう言葉だ。
「ほら、君は無理だ理不尽だと言っていたが、死ぬ気でやり通せばできたじゃないか。君はこれでひとつ成長したんだ。おめでとう! 今後の君に期待するよ。がんばってくれたまえ」

プロジェクトの始め方2

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生きたいように生きればいい。
やりたいようにやればいい。

だが、誰かの夢に「つきあう」のも立派な生き方だ。

一人でできることはたかが知れている。
一人では持ち上げられない重たい石も、2人なら持ち上げられる。
もっと重たい石なら3人で。
組織の必要性はここにある。

組織でいちばん重要なのは、組織の「目的」だ。
「理念」「使命(ミッション)」という言い方もできる。

私が立ち上げに関わったNPOでは、定款を煮つめるのに半年かけた。
定款のテンプレートはあちこちに転がっているが、組織の目的だけは、自分達で徹底的に考えなければならない。
組織の経営に迷ったとき、立ち戻るべき場所がそこだからだ。
結束の要があってこそ構成員の自由と多様性を確保できる。

一般企業も、これからは
「みんなで金を儲けよう」
というミッションではやっていけなくなる。
そういう目的に魅力を感じる若者は、どんどん少なくなっている。

他者への貢献が先で、利益はその見返りとして手に入るのが、本来の企業のあり方だ。
自分が所属(経営)する企業や団体の「使命」とは何か「理念」とは何か、みんなが真剣にもういちど問い直せば、少しは世の中変わるかもしれない。

プロジェクトの始め方1

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大切なのは、自分で何もかもやらなくちゃいけないと思わないことだ。
すぐにスケジュールを立ててスタートしたい気持ちはわかるが、まずはチーム編成だ。
集まった人間の顔ぶれを見て、得意なことや不得意なこと、それから性格も見極めつつ、役割分担をするのが先だ。
想定する役割に対して、人手が足らなければ連れてくるか、役割を外注する。

立ち上げに必要な物資もリストにしてみる。できるだけタダで手に入るのがいい。
それぞれの物資に、「誰が調達するのか」を明確にしないといけない。

お金も必要だ。無ければ借りる。
親や親戚から借りるのがいちばんいいが、ウチみたいに逆さに振っても何も出て来ない場合は、銀行に頼むしかない。
お金を借りるときには、やりたいことの有益性と採算性と返済可能性をきっちり説明できないといけない。

補助金助成金の場合も同じだ。
しかしそれによってプロジェクトのミッションが明確になる。これはたいへん意味のあることだ。

本来、企業というものは、利潤追求の前に社会的使命がある。決してその逆ではない。

また、資金計画を立てるために、税金や利息計算や簿記や会計のことを詳しく勉強する必要が出てくる。これは今後もずっと役に立つ知識だ。

それから、プロジェクトの「終わり方」も描いておくようにすべきだ。
起業する場合でもそうだ。頭の片隅には常に置いておくように。
永遠に続く物事は、この世には存在しない。

もうひとつ、大事なこと。
「環境(条件)が悪いからできない」
「お金がないからできない」
「周囲の理解がないからできない」
こんなことばかり言う人間は、コアメンバーから外せ。

「どうやったらミッションを達成できるか」ということに全員が集中しろ。